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遊佐幸平は明治16年(1883)うまれ、国際馬術連盟創立(1921年)後の第8回オリンピック(パリ)で馬術競技の実情を観察し世界馬術界の動向を日本にもたらした。日本近代馬術の創始者、日本馬術界の至宝といわれた人物。
乗馬を始めた方に最適で内容のある一冊。入門書ですが、この本をすべて覚えて、すべて出来たときには、とっくに初心者は卒業しています。2日間で10の技術をマスターと書いてありますがナンボナンデモそれは無理でしょう。わずか95ページの単行本ですが豊富な写真とイラストや図で楽しく分かりやすく解説してあります。ちなみに目次は、馬について、歩様、馬具、乗馬の服装、乗馬クラブ、インストラクター、馬、乗馬のための体操、馬に触る、乗馬の準備、馬具の装着、馬に乗る、馬上での練習、常歩、速歩、調馬索を使った練習、グループレッスン、駆歩、外にでる、障害飛越、上級乗馬、困ったときに、馬の世話、用語解説、索引となっています。
最近は古書改訂再版ばかり漁って読んでいますが日本にもこんな素晴らしい馬術書があったのだと思わせてくれます。本書はジェームス・フィリス原著を遊佐幸平訳注により「フィリス氏の馬術」として昭和4年に出版されたものを馬術家荒木雄豪編者が次の世に伝えたい想いで現代語訳され荒木雄豪編として初版(平成5年)、再版(平成10年)されたものです。その内容は馬術馬調教をこれほど詳しく丹念に書かれているものを今のところ私は知りません。“シュテンスベック氏の馬術”“サンファール大尉の馬術”(まだ読んでいませんが)とともに古今の3大馬術書として評価されているらしい。
本書「今村馬術」は荒木雄豪編者が馬術の原理原則というものを理解するには絶好の書との想いで今村馬術書(下記の)3点を一冊にまとめ出版したもの。1989年の初版発行の時点で40〜70年前の文体や使用漢字、仮名づかいだったため現代人にも読みやすく編集されていることが嬉しい。
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